少し前に、紅葉で有名なスポット、長野県の涸沢カールに行って1泊2日のテント泊登山をしてきました!
登山が片道6時間となかなか大変なところでしたが、その道のりの甲斐あって最高の絶景が待っていました!
その時の記事はまた書こうと思います!
私自身、登山は初心者で、ましてや自分のテントで1泊なんてしたことありませんでしたが
モンベルの店員さんや友人に色々聞きながら用具を揃えて行ってきました!
(ちなみに、品質が高くて比較的安いモンベルで道具のほとんどを揃えました!)
その時に、登山はけっこう知識が必要だと感じたので、私が揃えた道具一式を紹介しながら
登山での必須アイテムやノウハウ、使ってみた感想などをまとめてみました!
こんな人は読んでみてください!
- 登山に必要な持ち物や服装を知りたい!
- 登山用品のおすすめを一式知りたい!
- テント泊するのに必要なものは?
登山に必要な持ち物
リュック
登山においてリュックは最も大事なアイテムです!
しっかりしたリュックだと体への負担が小さく、同じ重さでも軽く感じることができます!
特に、腰の部分のベルトがあるおかげで、肩だけで背負うのではなく
腰でも背負うことができ非常に楽に背負うことが可能です!
リュックを選ぶ際は、自分にフィットしているかを見極めるため、お店に行って試着することをおすすめします!
ちなみに、リュックの容量は10L〜100Lくらいまで色々ありますが、登山用具やテント泊の荷物など
トップ画像の荷物は65Lのリュックで全てちょうど収まる大きさでした!
こんな感じでペットボトルホルダーをリュックに取り付けておくと
すぐに飲み物を飲むことができるのでおすすめです!
飲み物
飲み物は、調理や水分の補給用に「水」と塩分の補給用に「スポーツドリンク」の2種類を持って行くといいと思います!
持ち運び方は、ペットボトルで持ち運んだり、水筒や折り畳みボトルに入れて持って行く方法があります!
私の場合は、登山初心者で最低限のもの以外に費用を使いたくなかったので
コンビニで買ったペットボトルをそのまま持っていきました!
(水のペットボトルは潰しやすいものにしました!)
持って行く量は、下のような目安の計算式があるようです!
登山中に必要な水分量(ml)=(体重(kg)+荷物(kg))×5×行動時間(h)
私の場合は、体重60kg、荷物10kg、行動時間12時間(往復)だったので
(60+10)×5×12=4200(ml)=4.2(L)
となりましたので、4.5Lの飲み物を持っていきました!
結果的には、調理にも水を使ったりしたのですが、1Lくらい余りました…!
まあ、少し多めに持って行ったほうが安心ですので、計算式を目安に決めてみてください!
食料・行動食
食べ物は大きく分けて2種類持って行きます!
- ご飯としての食料
- 行動食
- ご飯としての食料
荷物を減らしたいのであればインスタントの麺やご飯、
本格的なご飯を楽しみたいのであれば材料をあらかじめ切って持っていって調理すると良いでしょう!
山によっては山頂の山小屋などでご飯を売っている場合もありますので
その辺も考慮して持って行く量を調整してください!
- 行動食
行動食とは、軽い休憩時や歩いている時に簡単に食べることができるもののことです!
登山にはエネルギーを使いますので、こまめに行動食を食べてエネルギーを補給する必要があります!
食べやすさ、持ち運びやすさ、カロリー、栄養、味(甘い、しょっぱい)などを考慮して選びます!
よく行動食として選ばれるものは、ナッツやドライフルーツ、羊羹やチョコなどがあります!
その他に、ゼリー飲料やカロリーメイト、柿の種なども人気なようなので、好みに合わせて選んでみてください!
調理器具
山頂でインスタント麺などを食べるためにお湯を沸かしたり、調理するために以下のものを持って行きます!
- ガス缶
- シングルバーナー
- クッカー
- シェラカップ(必要なら)
これらのグッズがあれば、山頂でお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、調理したりすることができます!
- ガス缶
ガス缶は、カセットコンロなどに取り付けることができるCB缶(カセットガスボンベ)と
写真のようなボテッとしたOD缶(アウトドア)の2種類あります!
どちらでも大丈夫ですが、OD缶の方がクッカーの中にちょうど入ったりとコンパクトなのでおすすめです!
(あとは個人的に見た目が可愛くて好きです!)
↑私は250(230g)のものを利用しています
↓簡単な調理程度なら105gの方がコンパクトなのでおすすめ(20,30分くらいは持つそうです)
ちなみにガス缶のメーカーは、安全性のため使用するシングルバーナーと同じメーカーのものにした方がいいです!
私は、日本メーカーで高品質で人気のSOTOに統一しています!
- シングルバーナー
シングルバーナーには、ガス缶に直接接続する直結タイプと、ホースで繋げる分離タイプがあります!
おすすめは軽量化のために、OD缶に直結するタイプのシングルバーナーです!
私が使用しているSOTOのシングルバーナーは、風がある場所や雪が積もっている場所でも問題なく使用することができました!
- クッカー
クッカーは、お湯を沸かしたり、調理をするときの鍋やフライパンとして使用することができます!
私は大人気商品のスノーピークのアルミパーソナルクッカーセットを使用しています!
鍋が大小2つ用意されており、蓋をフライパンとして使えます!
また、この2つの鍋は1つにまとめて持ち運ぶことができるため、非常にコンパクトになります!
アルミとチタンの2種類ありますが、初心者にとっては扱いやすく低コストのアルミで問題ないと思います!
- シェラカップ
シェラカップは、コップや料理した時の取り皿など様々な用途に使うことができます!
私は山頂でコーヒーが飲みたいと思って持って行きました!
いろいろなメーカーがありますが、スノーピークのロゴが可愛いのでこれにしました!
帽子・サングラス・ヘッドライト・ランタン
登山中、晴れていれば意外と日差しが届いたりします。
熱中症予防や日焼け対策として、帽子やサングラスは持っていくと良いでしょう!
また、山でテント泊をする際はもちろんですが
日帰り登山の場合でもランタンやヘッドライトがあると安心でしょう!
日が落ちる前に帰る予定でも、予想外に時間がかかってしまって帰りが遅くなる場合もあります。
そんな時、あかりがなければ動くことができなくなってしまいますので
日帰り登山であっても念の為ヘッドライト等は準備しておく必要があります!
ヘッドライトのおすすめは、充電式で明るさの段階が切り替えられるもの、
ランタンのおすすめは、ソーラー充電式でコンパクトなものです!
↑充電式なので電池交換不要、白色・電球色など4段階の切替が可能!
↓ぺちゃんこに畳めるので非常にコンパクト!
登山中はこれをリュックにぶら下げてソーラー充電している人をよく見ます!
登山のときの服装
インナー・フリース・タイツ・パンツ・靴下・トレッキングシューズ
こちらが私が秋に登山した時の服装になります!
吸汗性・速乾性のあるインナー、脱いだり着たりしやすいフリースなど、
疲れを軽減してくれるタイツ、動きやすいパンツ、足を保護する靴下、
足の疲れの軽減や保護をしてくれるトレッキングシューズです!
夏だと、登るときはフリースではなくシャツなどの方が快適だと思います!
一番大事なのは、トレッキングシューズです!
足場の悪い登山道を歩く場合、スニーカーなどと比べて足への負担が全然違います!
(加えて、安定感や安全性もトレッキングシューズにはあります。)
自分に合った靴を選ぶ必要がありますので、必ずお店に行って試着することをおすすめします!
登りたい山に合わせてソールの硬さやカットの高さを選ぶ必要がありますので、お店の人に相談してみてください!
アウター
冬であれば、フリースの上にさらに羽織るアウターを用意する必要があります!
(アウターダウンは結構高いので、冬登山はお金がかかりそうです…)
レインウェア
急な雨に備えて、レインウェアを用意しておきましょう!
たとえ晴れの予報でも、突然雨が降ってくることが山ではあり得ます。
もしレインウェアがないと、服が雨で濡れ、体温が低下し、最悪の場合命の危険性もあります。
ですので、登山においてはレインウェアは必須のアイテムです!
(ちなみに登山における三種の神器は、リュック・トレッキングシューズ・レインウェアだそうです。)
テント泊するのに必要な持ち物
テント
テントというと、かなり大きくて荷物になるイメージがありますが
登山用のテントは1〜2名用のコンパクトなものもあり、簡単にリュックに入れることができるサイズです!
私はモンベルの「ステラリッジテント2」という2名用のものにしました!
2名用のものだと荷物スペースが確保できるので、より快適に過ごすことができます!
またモンベルのこのテントの場合、収納サイズは1名用とあまり変わらないので、個人的には2名用がおすすめです!
テントの端を地面に固定するためのペグは、テントに付属していました!
ハンマーは付属していませんが、落ちている石を使えば問題なくペグ打ちできました!
このテントの場合、「ステラリッジテント2 本体」、「ステラリッジテント2 レインフライ」、
「グラウンドシート ドーム2」の3つを購入しておくと間違いありません!
価格は3つで5万円くらいです…!
(登山初心者には痛い出費ですが、比較的安い方だと思います…)
楽天で見るとなぜか割高だったので、モンベルのオンラインショップで買うのがいいと思います!
寝袋
寝袋は製品によって使用可能温度が異なりますので、行きたい季節や場所によって選びます!
私が秋に長野県の山に行った時は山頂の温度が5℃前後だったので、快適温度7℃、使用可能温度が2℃までの
モンベルの「アルパイン バロウバッグ #3」という製品を選びました!
素材としてはダウンと化学繊維がありますが、ダウンはコンパクトになる分、非常に高価なため
初心者の私は化学繊維のものにしました!
こちらの製品も、楽天で見るとなぜか割高だったので、モンベルのオンラインショップで買うのがいいと思います!
マット
マットは、寝袋の下に敷いて使用します!
マットがあることで、ゴツゴツした地面でも快適に眠ることができます!
マットの種類には銀マットとエアマットがあり、銀マットは安くて穴が空かない、
エアマットはコンパクトだけど穴が空く可能性があるという特徴があります!
登山では荷物のコンパクト性を重視して私はモンベルのエアマットにしましたが
銀マットをリュックにくくりつけて登山されている方も多かったです!
ダウン
秋〜春にテント泊をするなら、山頂は寒いので寝る時に着るダウンも必要になります!
私はモンベルのインナーダウンを上下購入しました!
保温性とコンパクト性を考えると、少し高いですがやはりダウンが良いと思います!
その他持ち物
財布
山荘での買い物は、電波が届きにくい場所もあり、現金のみのところもあります。
ですので小さくて軽い財布に、いくらか現金を入れておくといいでしょう!
袋・ジップロック
ゴミをまとめたりするのに、袋があると便利です!
特にジップロックは丈夫で、ゴミをコンパクトにすることができるのでおすすめです!
ウェットティッシュ
手や道具が汚れたときにすぐに拭き取れるので、ウェットティッシュもあるといいと思います!
洗面用具
山では歯磨きができないところ、歯磨き粉を付けなければ大丈夫なところとさまざまです。
事前に山荘に確認するか、どちらにも対応できるように持っていくといいと思います!
救急セット
登山中ケガをしたときに備えて、包帯、テーピング、絆創膏、ガーゼ、ハサミ、ピンセットなどがあると、最低限の処置ができます!
セットになっているものも売っていますので、購入しておくと安心です!
ストック
私は費用がかさむので用意しませんでしたが、ストックがあると登山がしやすくなります!
結構使われている方も多かったので、体力が心配な方は購入を検討されるといいと思います!
登山前にしておくこと
YAMAPのアプリを入れて地図をダウンロード
YAMAPとは、地図をダウンロードして、現在地を確認することができるアプリです!
GPSを利用しており、電波が届かないところでも現在地がわかるので、ルートの確認や万が一の遭難時に役立ちます!
また登山終了時には、経路や通過時間などの登山記録が自動的に保存されます!
無料でも使うことができるので、登山に行くときはダウンロードしておくといいでしょう!
登山届の提出
登山する前には麓で登山届を提出する場所があるところがあります!
登山届は、どこの誰が、どのような装備で、どのようなルート・計画で登山をする予定なのかを紙に記入し
その地域の警察に届けるものです。
地域によっては、登山届の提出が義務化されているところもあります。
万が一、遭難した時に迅速に対応してもらえるよう、登山届は必ず提出するようにしましょう!
まとめ
以上、登山初心者の方に向けて、登山・テント泊の持ち物や服装、おすすめ用品についてまとめてみました!
ぜひこのブログを参考に、良き登山ライフをスタートしてみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!